~ 何色にも染まるたおやかさ 染まらない凛凛しさ ~

はい!チーズ

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photo credit:Smaku via Flickr (license)



ライフワーク「はい!チーズ」が産まれるまでの物語。



                    *




友人 はるるん:ねぇ、きょう何回目だっけ?
友人 あっさん:5回目。

はるるん:

もう5回も来てたっけ?この集まりってさぁ、ヒロ、いつ始まったの?あつしさんに連れてきてもらって5回も来てるのに、一度も聞いたことなかったなって思って。

(はるるん(女性)とあっさん(男性)は恋人同士)
(いつも一緒にふたり仲良く来てくれる)

ヒロ:

そもそものきっかけは、遠距離恋愛でお付き合いしてた女性と友達の紹介で出逢った頃ね、東京で、まだ18歳の頃。今みたいにスマホなんてもちろんなくて、ケータイがようやくドコモとかから出始めた頃で。パソコンも、当時はまだ持ってなくて。だから、もっぱら彼女との連絡は電話か手紙で、文通してたの、一年くらい。

はるるん:

「ぶんつう」って?
(あっさんと顔を見合わせながら)なに?

ヒロ:

直筆の手紙をやりとりすること。
文章の「文(ぶん)」に、通じるの「通(つう)」。

はるるん:それ、文通っていうんだ。

ヒロ:

うん。それを一年くらい続けてたときに、あるとき彼女が手紙で「チーズケーキが好きだ」って書いてくれてて、共通の話題がほしいじゃない、好意持ってたし、なんとかお近づきになりたいし。だから、ちょびっと嘘をついちゃって、「ぼくも好きです」って書いたの。

彼女とやり取り続けて、電話でも何時間もホントよく話して、気持ちが高まってって、いよいよまた逢えるねって。名古屋と東京だったし、高校出て働き始めて、一人暮らし始めたばっかで、まだ新幹線代までお金回す余裕なんてなかったから、友達に紹介してもらって以来、だから一年振りに東京で逢うことになって、2泊3日で彼女のおうちに泊まることになったの。

今考えれば、すごい話だよね、お互い。だって、東京で友達の紹介で逢って以来、コミュニケーションっていえば手紙がメイン、電話はそれに次ぐ感じで、直に触れ合うことなんて叶わなくて、それで2回目に逢うことになったときにはホテルじゃなくて、いきなり彼女のおうちに泊まるんだからさ。

あっさん:

その時の話ってあれ?
待ち合わせではぐれたのに、ケータイも持ってないのに、東京駅で出逢えたって。

ヒロ:

そうそう、それ。
ドラマみたいな、奇蹟みたいな話ね。

で、仕事終わりに名古屋から東京へ向かって、出逢えたときに、彼女が言ってくれたわけ。「ヒロくん、チーズケーキ好きだって手紙に書いてくれてたよね」って、「いっぱいお店選んでおいたから、いっぱい行こうね」って。もう行くことになっちゃってたわけよ。それで軽く夕食済ませた後、さっそくチーズケーキのお店に連れてってくれたの。

こりゃまずいと。彼女にはホント申し訳ないけど。「いっぱいお店選んでおいたから、いっぱい行こうね」も焦ったけど、ブロックもスライスも、チーズのあの鼻を突くようなツンとする独特の匂い、あれがホント苦手で、本当は食べられなかったの、実際食べたことなんてなかったし。

でも、彼女と共通の話題が出来ればお近づきになれるかもなんて思って、ちょっとスケベゴコロもあって手紙に書いて、それを憶えててくれた彼女が一所懸命探してくれたお店じゃない、ぼくに喜んでもらおうって忙しい中さ。だから、どうしたもんかと。2泊3日中続くんだもん、チーズケーキの波状攻撃が。

それで連れてってくれたお店が、「チーズケーキファクトリー」ってお店で。
今はもうないんだけどね、しかも食べ放題で。

はるるん:

ふふ、ははは・・
食べ放題って、ははは・・

あっさん:

ふはははは、チー・・ははは・・
チーズケーキ・・食べ・・食べ放題って・・はははは・・

ヒロ:笑い過ぎだよ。

あっさん:

だって・・ははは・・地獄でしょ、もう。
いきな・・いきなりなんて・・ははは・・

はるるん:

ははは・・チーズ・・
チーズケー・・って言わないでもう・・

ヒロ:

いや、そしたらさ、定休日だったの、その日。ラッキーってガッツポーズよもう、心ん中で。で、店を前にして大笑いしてさ。笑い合いながら「残念」って顔はするんだけど、内心はホッとしてるわけよ、食べなくて済んで。

でもさ、彼女のそういう抜けてるところっていうの?顔はさ、女優の加藤あいさんみたいに美形でシュッとしてるのにって思って、また好きになっちゃって。

それで「しょうがないね、ここはまた今度ね」って彼女のおうちがある中野に向かったの、中央線乗って。そしたら、中野のね、駅降りてすぐのところに「中野ブロードウェイ」だったと思うんだけど商店街があって、そこを抜けると彼女のおうちなんだけど、入口あたりだったと思うんだけどなぁ、「銀座コージーコーナー」ってケーキ屋さんがあって、それが目に入って。彼女が「ここも美味しいんだよ」って、「チーズケーキ買って帰ろう」って言い出したわけ。

おいおいと。一難去ってまた一難だよ。せっかく彼女のおとぼけなところに救われてピンチ切り抜けたのに、またかよって。切り抜けたからにはなんとか言いくるめて、滞在期間中のチーズケーキ巡りの予定をなんとか変えられないかって、彼女には申し訳ないけど、頭ん中それでもういっぱいだったしね。

でも、彼女の想いをさ、無下にはできんから、チーズケーキ買って帰って、人生初のチーズケーキを食べたわけ。意を決して、息止めて一口。そしたらさ、これがめっちゃくちゃ美味いの!

あのチーズ特有の匂い想像してたから、「うっ・・」ってなるかと思ったらぜんぜんしなくて、あんまりにも美味しいからあっという間に完食よ。それ見て彼女が自分のケーキ、半分分けてくれた。食わず嫌いだったのね。

そんなぼく見て彼女は、自分が「美味しいよ」って勧めたお店を気に入ってくれたって喜んでるんだけど、もちろんそれもあるんだけどね。ぼくとしてはさ、手紙ではお近づきになりたいからって「チーズケーキ好きです」って嘘書いちゃってたわけだから、それがもう予想外に美味くて、こんなにも美味いもんが世の中にあんのかって感激して、東京ってすげえなぁなんて涙流しながら食ってるもんだから、彼女が輪をかけて喜んでくれて。嘘から出た真?怪我の功名?になんのかな?

まぁ、そんな素敵な勘違いっていうの?翌日お店の前通ったら、彼女が「感激して泣いてました」って店員さんに報告してて、なんか素直で良い子だなってそれもおかしかったけど。まぁそんなんで、そんなに好きならってもう嬉々としてさ、残り2日、チーズケーキの美味しいところに、彼女が見つけてくれてたお店に張り切ってじゃんじゃん連れてってくれて、食べまくって。

そっから余韻が残ってたのが火が点いて、名古屋じゃ飽き足らずに全国食べ歩いて、お取り寄せして。それでも飽き足らなくて、世界中にチーズケーキ食べ歩きに出掛けたりして。チーズケーキ食べに行くだけにね、海外まで。もうアホでしょ?

そうして出逢ったチーズケーキの魅力を出会った人、出逢った人に熱弁ふるってプレゼンテーションしてたら、わたしもわたしもって人の輪が広がってって。おもしろそうって一緒に食べに行ったり、お取り寄せしてみんなで一緒に食べたり、食べるだけじゃ飽き足らずに自分たちでも作るようになって。で、今に至るって感じ。


ヒロ:

ライフワークにしようって思ったのは最近の話なんだけど、最初はインスタ(写真共有サイト インスタグラム=Instagram)にチーズケーキの写真アップしようとか言ってたのに、みんな食べることに夢中でさ、誰(だっれ)も写真撮らないの。で、結局そんなの忘れちゃって。だって出来たてが美味いからね、写真なんて撮ってるうちに美味しさどんどん逃げちゃうからさ。

今じゃみんなで食べに行ったり、お取り寄せしてみんなで食べたり、チーズケーキへの熱い想いをぶつけるプレゼンしたり、自家製チーズケーキ作ってみんなに振る舞ったり、自家製チーズケーキのレシピを、きょうみたいにみんなでそれぞれのおうちにおじゃまして作ったりしてチーズケーキ三昧の日々送ろうって、「人生の最期に見たい景色は愛する人かチーズケーキ」ってヤツが集まる場にいつのまにかなってたってわけ。

贔屓にしてるお店から新作の試食会に誘ってもらったりとか、ふつうお店って作り置きだけど、作りたて出してもらえたりとか、「いつも贔屓にしてくださってありがとございます」なんて、お茶会にチーズケーキの差し入れいただいたりなんてご縁もあったりするし。ぼくらも積極的にフィードバック返したりしてね、レシピを教えてもらったり、逆に教えたり。チーズケーキで広がったご縁も結構あるんだよ、メンバーも20人くらいにはなってるしね。だから、ふたりもまだ逢ったことないメンバー居ると思うよ。

はるるん:逢ってみたいね。
あっさん:うん。どんな人いるんだろう?

ヒロ:

チーズケーキ愛はみんな一緒だから、すぐ仲良くなれるよ。
おもろいヤツばっか。

はるるん:ヒロがこんなだからね。
あっさん:そうそう。


はるるん:

ねぇ、ヒロ。
前言ってた宿題って解けたの?

あっさん:あぁ、それ、オレも気になってた。

ヒロ:

料理だと失敗しても「まぁいいや」ってなるのにね、きょうみたいなチーズケーキ作りもさ。でも人生だとどうして失敗すると、たとえそれが一度でもね、「オワタ」とか「詰んだ」とか思っちゃうんだろうなってやつね。

う~ん、答えっていうか。
じぶん的にはだけど、一応こうだろうなってのはある。

先週最終回迎えたドラマでさ、「みをつくし料理帖」っていうのがあって、あっ、見てた?あれ。じゃあ、話早いな。

主人公の「澪(みお)http://ippunkan.blog.fc2.com/blog-entry-334.html」が洪水で二親を亡くして大坂の街を彷徨ってたときに、「天満一兆庵(てんまいっちょうあん)」の女将でみんなから「ご寮(りょん)さん」って呼ばれる「芳(よし)」っていう女性と巡り合って、天満一兆庵の下働きとして置いてもらうことが叶う。

働き始めてしばらくしたとき、店の味が落ちた原因を井戸の水だって見抜いたことで、「天性の舌は修行では得られん」と、店主から料理人として鍛えて貰う期待を得る。女が板場に入ることなんて許されない時代だったけどね。

そのときに店主やご寮さんから口酸っぱく言われたことばが、「料理は料理人の器量次第」。

天満一兆庵が火事で消失して江戸に出てきて、あたらしい働き口として「つる家」店主から、蕎麦屋としてはやっていけなくなった店の再建を料理人として任されることになった澪は、限られた食材をやりくりしては創意工夫を凝らし、絶品料理を次々に産み出していってつる家の評判をうなぎのぼりにする。

そんな評判に便乗して澪の料理をパクる店も出てくるけど、なぜかお客様は澪の料理の味が忘れられずに、一度は浮気心で離れてもやがては戻ってきてくれる。

パクられ、何度も窮地に陥った澪が凹まずまたあたらしい料理を産み出せたのは、店主やご寮さんから口酸っぱく言われた「料理は料理人の器量次第」があったおかげ。

ライバル店にパクったことをなじったとき、逆に「何処にでもある料理で、おまえだけが考えたなんて思うな」なんて言い返されるんだけど、同じ料理でも作った人によってまるで味が違ってくるんだなって思ったの。だから同じ料理なのに、澪の料理が選ばれ、愛されるんだなって。


ヒロ:

前に、ちょっと脱線するけど、カレーチェーン店でカツカレー頼んだの、ランチ時に。ところがさ、待てど暮らせど出てこないわけ、とっくにオーダー通してるのに。店員さんもてんてこ舞いで、呼び出すチャイム押すのもちょっと気が引けちゃうような感じでさ、結局オーダーミスに気づいて持って来てくれたのが、30分くらい後だったかな。

そのとき食べたカツカレーって、なんか美味しくなかったの。チェーン店だから、いつ、どこで食べてもほぼ同じ味なのにさ。料理って繊細で、作る人も食べる人も、そのときの感情で味って変わっちゃうんだなって思った。

みをつくしの話に戻るとね、たとえ同じ料理であっても料理人の器量次第で勝負できるのなら、人生も同じなんじゃないかって思ったの。不公平はある。でも、人間として産まれて与えられたもんは同じだって。

ぼくが料理始めたのって、母親が末期がんで入院した中2、14歳のときで、病院食だけだとなんだかなと思って「なにか食べたいものある?」って聞いたら、「アスパラベーコンが食べたい」って言って。てっきりぼくは「なにか買ってこようか」って思って聞いたから、慌てちゃってね。作ったことないんだよ、一度もぼくは。でも食べたいって言うからには材料買ってきて、料理の本で作り方調べて作るんだけど、うまくいかなくて失敗の連続。最初の頃はひっどい出来で、味もだったけど、母は「美味しい」って残さず全部平らげてくれてた。でも何度か作ってるうちにコツが掴めてきて、慣れてきたら、闘病生活で苦悶の表情浮かべて曇ることの多かった母親の顔に笑顔が戻るようになってね。

あっさん:

ヒロのチーム名(=ライフワークを手がける クリエイティブチーム * アスパラベーコンズ。 *)って、これが由来だったの?

ヒロ:

うん?ん?あっ、そうっていやそうだけど。ほら、ぼくって見た目は肉食系だけど、中身は草食系でしょ。両親から男らしさずっと強要されてきて、生きづらさ感じて、自殺するまで追い込まれたことが何度もあったから。そこから解放されたときに(http://ippunkan.blog.fc2.com/blog-category-5.html)、もうこんな生きかたには別れを告げてじぶんらしく生きたいって思って、じぶんと同じように苦しんでる人にこんな生きかたあるよってあたらしい生きかた、ライフワークとか通じて提案できたらなって思って、それでアスパラベーコンズってネーミングにしたの。

アスパラベーコンって、アスパラガス(=草食系)をベーコン(=肉食系)で巻くじゃない。男らしさ強要した両親への皮肉も込めてね、今のぼくの方がいきいきしてるよって。

あれ?
なんの話してたっけ?

あっさん:おかあさんに作ってあげた、アスパラベーコンの話。

ヒロ:

あっ、そうそう。それが嬉しかったのもあるけど、あの体験がぼくの心の重心に植わってて、それがチーズケーキでの出逢いを通じてだったり、みをつくしだったりで結びついて、たとえ人生で失敗しても、筋金入りのマイナス思考なぼくでも、「まだまだやれる余地があるよな」って思えるようになったんだなって思えるところまで来てることに気がついたの。料理も人生も器量次第だなって。人生で失敗しても、「まぁいいや」って思えるようになってた。

チーズケーキのレシピもそうだよね。きょうははるるんのレシピであっさんとぼく3人で作ったけどさ、三者三様みんな微妙に味が違うじゃない、いい意味で。さっき食べてみて思ったでしょ?それぞれに、それぞれの味があってって、そう言ってたしさ。そこがおもしろいじゃない、同じレシピに基づいて作ってるのに、味がまったく同じにならないってことがさ。

レシピって、誰が作っても同じようになるって思われてる、だからレシピなんだろうけど、だから成功のレシピなんてものに騙されちゃう人が後を絶たないんだろうけどね。家庭の味が各家庭で違うみたいにさ、カレーの隠し味が各家庭で違うみたいにさ、それがいいのに。

まさか、チーズケーキ通じて人生論語ることになるとは思わなかったけど。


ヒロ:

ん?
なに?
どうした?

はるるん:

・・あたし、パーツモデルやってるじゃない。この前逢った人に「なにしてる人なんですか?」って聞かれて、「モデル」って答えたら、期待値上がったみたいで。「えっ?えっ♪どの雑誌に出てるんですか?」ってしつこく聞かれて、「パーツモデルです」って言ったらがっかり感半端なくて、言うんじゃなかったって後悔した。

あっさん:

オレもはると同じことがあって、オレの場合は「職業 モデル」って答えて、「なにに出てんの?」って言われたから、見え張ってもどうせバレるからって正直に「スーパーのチラシとか通販雑誌とか」って言ったら、思っきり鼻で笑われて。でも、ヒロってそういやさ、笑わなかったよね、オレのもはるのも。

ヒロ:

だって、すごいじゃん。一生涯でモデルとしてお声が掛かるなんてことある?42年生きてきたけど、きょうまで一度としてないよ。たぶん、この先もない。だからパーツであれ、全身のモデルであれ、お声が掛かるってすごいなぁって思った。

ぼくには業界のことはよう判らん、ファッションのライフワークはしてるけどね。今月始まる(始まった)ドラマの「セシルのもくろみ http://www.fujitv.co.jp/Cecile/」とか、前に放送してた沢尻(さわじり)エリカさんの「ファーストクラス」だったりみたいにさ、みんな比べることに、蹴落とすことに必死で、自分の方が上だと安心する。

ぼくには雑誌ごとにランクがあるとか、ファッションモデルが上でパーツモデルは下とかなんて意識はないし、出てる媒体がファッション雑誌が上でスーパーのチラシとか通販雑誌とかは下なんて意識もない。「勝手に言ってりゃいいじゃん」って思うし、くだらないなと思って見てる。切磋琢磨は必要よ、でも、ランク付けするようになったら落ち目。

ぼくが笑わなかったのは、どちらが上だの下だのそういうことじゃなくてさ、モデルとしてお声が掛かる、掛かり続ける、それも、何年も何年にも渡ってね、ふたりのことがすごいなぁって思ってたから。それだけのこと。

そういやさっていえばそういやさ、ふたり、うちに来たときなんか浮かない顔してたけど、なんかあったのかなって思ったのはこれだった?ひょっとして。

はるるん&あっさん:うん。

ヒロ:

そう。
でも、もうだいじょうぶそうね。

はるるん&あっさん:(顔を見合わせながら)えっ?


ヒロ:

写真撮るときにさ、「はい!チーズ」って言うじゃない。あれってなんで「はい!チーズ」なんだろうって、子どもの頃からずっと疑問に思ってたの。別にチーズが OK なら、「大福」でも、食べ物ならなんでもいいんじゃないのって。それか「チ」ではじまるものでも、「チキン」とかさ。

で、調べてみたくなって調べたら、英語圏で写真撮るときに「Say cheese!」って言うのをまんま日本に持って来て

Say=はい!
cheese=.チーズ!

にまんま日本語に置き換えちゃったもんだから、「はい!チーズ」って不思議な掛け声になったんだってね。

「ハイチーズ!」のような言葉は英語にもありますか?
http://www.alc.co.jp/speaking/article/question/070220.html

30 写真を写すとき、なぜ「はい、チーズ」と言うの
https://kids.gakken.co.jp/box/nazenani/tan18.html

「チーズ」って言うとき、「チー」の口の形が口角が上がって笑顔になるからなんだよね。昔、販売員研修受けたことがあって、そのとき来てたキャビンアテンダント出身のマナー講師さんは、「ウィスキー」って言ってた。一緒だね、口角上がるのは。

チーズケーキって話題にしてるとさ、きょうも作ってるときから食べてるときも、ぼくが話してたときも、話題にのぼる度にチーズケーキって口にすると、口にする機会が増える度にいつのまにか笑ってるんだよね。だからぼく、チーズケーキ好きなのかも、今思ったけど。だから、こういう集まりっていうかライフワークやりたいって思ったのかも、チーズケーキ通じて。チーズケーキって言うことで、誰もが自然と笑顔になれる場を創りたかったんだなって。もちろん、美味しいチーズケーキ食べて、思わず笑顔がこぼれちゃうのもね。


ヒロ:

「チーズケーキ」って言う度に、実は笑顔になってたってこと。
チーズケーキスマイル。
ちょっとズルいけど、実はさっきからふたり、めちゃめちゃ笑ってるんだよ。

あっさん:だから、僕ら見ながらニヤニヤしてたのかぁ。

はるるん:

チーズ、チーズ、チー・・・ふふ、ホントだ。
なんか、ズルい。

ヒロ:

でも、ほらね、笑えてるじゃない、もう、
いつもみたいにさ、周りの人みんなもしあわせにしちゃう笑顔で。




                    *



こうしてライフワーク

「人生の最期に見たい景色は愛する人かチーズケーキ はい!チーズ」
(愛称 ハイチー)

は産声をあげた。